発達障がいグループワーク再開

2023年6月10日、発達障がいグループワークを再開しました。
3年ぶりの開催です。

約20名の方々のご参加で男女比はほぼ半々、ご家族の方の参加もありました。

冒頭、横内理事長より再開の経緯が述べられ、続いて発達障がいについての理事長によるミニ講座が定例通りに行われました。

内容は、
・発達障がいの特性を考える際には複眼的な視点が大事であること
特性の重なり合いやIQとの関連性、本人だけでなく家族も視野に入れることの重要性などが、図やグラフを用いてわかりやすく説明されました。

障がいの定義や固定的な考えに捉われないこと、検査の値等は絶対的なものではなく柔軟に受け止める必要があること、など理事長の40年の診療から得た知見に基づいての説明です。

講義を受けて、参加者の方々から活発な質問が次々とあがりました。
質問は用語の意味から家族の悩み、他の障がいとの関連性、特性の仕事への活かし方、検査の受け方、コミュニケーションの取り方、今後のグループワーク開催頻度、等々非常に多岐にわたり、2時間の間、質問が途絶えることなく続きました。

今後も月に一度、土曜日の開催を予定しています。