2024/08/20
2024年8月3日、発達障がいグループワークを開催しました。
クリニック診察室の奥にある多目的室で月に一度開催しています。
グループワーク前半は横内理事長による発達障がい理解についてのミニ講義です。
今回のテーマは、
・発達障がいと反社会的言動
という固い表現のテーマでしたが、初めて参加される方もあり、“発達障がいの特性により他に迷惑をかける言動”として講義が始められました。
今回は11名のご参加で、初めての参加の方2名、ご家族の参加2名、ご家族での参加が2組ありました。
講義ではASD、ADHDそれぞれの特性をさらに分けて、周囲の人に及ぼすマイナス面の説明がありました。
さらにその結果、特性を持つ人が持ってしまいがちな抑うつ状態と、それによってさらに引き起こされる問題へ言及がなされました。
一方で進みつつある治療薬の話や、特性を持つ人の社会の中での立ち位置に対する理事長の見解も示されました。
講義の後はグループワークです。
ご自身のご経験や悩みを臆することなく積極的に発言される方が多く、
前回同様、親と子どもの立場の違いをお互いに理解したいという想いから、子であった自分、親となった自分の体験から工夫やアドバイスが多く交わされました。
適宜、理事長からのアドバイスと質問に対する答えが入り、それをきっかけにさらに話が広がります。
一方で、自ら発言しなくても静かに耳を傾けていらっしゃる方もありました。
来月は9月7日(土)
テーマは
・発達障がいに即したステップアップの方法
今回のグループワークで皆さんの関心を集めたのは、理事長が説明した「自己努力の大切さ」でした。
参加者の方から「さらに深く方法を知りたい」というお声の元にテーマが決まりました。
たくさんご参加ください。